大麻に含まれる天然成分『テルペン』を理解する

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テルペンは、植物や昆虫、菌類などによって作り出される生体物質です。鎮静効果やリラックス効果、傷治療効果など、人間にとって様々な良い影響をもたらします。

この記事では、テルペンの中でも有名な成分を5つ紹介していきます。

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ピネン

このテルペンは、松の木の精油やローズマリーといった多くのハーブに含まれており、気管支拡張薬になるため吸入量が多く、喘息の治療に最適です。ピネンは血液脳関門を容易に通過し、注意力、集中力および記憶保持を高める可能性を示しています。また、大麻に関連する短期記憶の問題にも対処します。これらの特質から、ピネンが『アルツハイマー病』の臨床治療に有用であり得ることを示唆しています。松の香りがするので、ピネンを大麻から識別するのは簡単です。

ミルセン

大麻に加え、ミルセンは、ホップ、レモングラス、マ​​ンゴー、タイムに含まれています。ミルセンは鎮静効果で最もよく知られており、ある種の系統の「カウチロック*」すなわち体を鎮静させる効果があります。興味深いのは、ミルセンとカンナビノイドの相互作用です。テルペンはTHCの「相乗剤」として作用します。THC分子と組み合わさると、ミルセンはより強力な効果が得られます。これは、より多くのTHCが脳細胞に到達できるためです。ミルセンは不眠症、痛み、炎症の治療に役立ちます。

*「カウチ(couch):ソファーに座る」+「ロック(lock):固まる」から、ソファーで身動きが取れなくなる様子を指します。

リモネン

名前が示すように、リモネンは柑橘系の果物の皮に見られ、レモンやライム、オレンジ系のアロマと関連しています。リモネンは一般的な大麻テルペンであり、その効果には注意力の増大(そして時々落ち着きのなさ)が含まれます。また、ある調査は乳癌と戦うことが出来る可能性を示しています。リモネンは、OG KushやSour Dieselのような古典的な大麻株によく見られます。食品や飲料の香料、洗浄剤の溶剤としても非常によく使用されています。

カリオフィレン

辛味ある唐辛子の香りで知られるカリオフィレンは、大麻に見られる最も一般的なテルペンの1つです。黒胡椒、クローブ、綿および緑黄色野菜で見つけることもできます。カリオフィレンは大麻株におよそ80%に存在していて、周辺環境への影響に大きな役割を果たしています。カリオフィレンは自己免疫疾患および炎症の治療において良い可能性を示してますが、精神活性作用は無いようです。残念なことに、カリオフィレンは麻薬探知犬が大麻を識別するために使用する重要な要素となっています。

リナロール

リナロールは花の香りを提供しています。ラベンダーオイルで流行しており、その鎮静作用で最もよく知られています。セロトニン受容体に作用する能力のおかげで、リナロールは不安や鬱病の治療に役立ちます。また、不眠症との闘いにも役立ちます。リナロールの薬効成分は、いくつかの種類の癌の治療に役立つ可能性を示しています。その他にも、皮膚の状態を治療し、瘢痕(はんこん)を減らすのに使用される局所薬の有益な成分です。興味深いことに、リナロールはまた有効な殺虫剤にもなりえます。

参照:hightimes

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