タイが1万本の医療用大麻オイルを配布へ

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タイの保健当局によると、同国政府は来週から医療用大麻オイル1万本を配布する予定です。*政府医薬品機構(Government Pharmaceutical Organization:GPO)の専務理事であるWithoon Danwiboon氏は、記者会見で8月7日から医療用大麻オイルのバイアル(サンプル瓶)の配布を開始すると述べました。

*政府医薬品機構は、タイで医薬品を製造しているタイ国営企業。2016年、組織は2つの政府所有の工場で薬を生産。GPOは4つのカテゴリーの製品を製造、販売している。

GPOは大麻オイル5mlボトル4,500本を公衆衛生省に配布し、約4,000人の登録患者が使用するできるよう病院へ配布されます。残りの5,500本は、必要に応じて徐々に病院へ運ばれることとなります。

Withoon氏によると、大麻オイルは化学療法によって引き起こされる「てんかん」、アルツハイマー病、パーキンソン病、慢性疼痛、吐き気を患う患者の治療に使用される予定です。

タイは昨年、医療用と研究用の目的で大麻を合法化しました。タイ政府は、大麻の合法化が医学的、経済的、農業的機会を提供することによって、国民の利益になることを期待しています。タイには、何世紀も前から筋肉をほぐし、疲労や陣痛を治療するため大麻を使用する伝統文化がありました。

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新たな産業

自国の大麻農業と関連インフラを開発し、国内での所有を奨励するため、外国からの投資や他国から大麻オイルを輸入することは5年間認められません。GPOは来月、第2弾の大麻栽培を開始します。2020年までに温室栽培へも拡大し、15万〜20万本の医療用大麻オイルの生産を目指すとのこと。

Withoon氏は、「供給不足なので生産を急がなければならない」と述べています。

医療用大麻の販売は禁止されますが、医療用大麻を自宅で栽培するための公衆衛生ボランティア対策も検討されています。

医療大麻の合法化を推進し、さらなる研究を求め続けている政治家の副首相兼保健相Anutin Charnvirakul氏は、木曜日、別の声明で『タイの人々に大麻のレクリエーション使用はまだ許可されていない』と念を押しています。

Anutin Charnvirakul Via : Nikkei Asian Review

水曜日、Anutin氏とPraphat Pothasuton農水省副大臣は、両省が米国、欧州、イスラエルの研究者と大麻の医療使用について面会したと発表しました。外国人による大麻栽培も当面認めない方針を改めて示しています。Anutin氏とPraphat氏は、外国企業が同国で大麻を栽培する許可を求めたという報道を否定しました。

なお、タイ政府は医療用大麻産業の発展は、農村地域に経済的機会を創出する事が最優先事項としていると述べています。

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