青年期の大麻使用と脳構造の間に関連性はないことが研究で判明

学び By KSUK

子どもの脳が急速に発達することを考えると、青少年での大麻使用をめぐる懸念は長年合法化の支持者にとって障害となっていました。

しかし、最近の研究では大麻使用が脳機能に長期的なリスクをもたらす可能性は低いことが示唆されています。

研究について

この研究は来月号の『Drug and Alcohol Dependence』に掲載される予定で、アリゾナ州立大学の研究者たちによって、青年期における大麻使用の軌跡と成人期まで追跡した少年のサンプルにおける、成人の脳構造との関連を調査されました。

研究では、1980年代に生まれた約1000人のグループが調査されました。「思春期の大麻使用」を研究者が特定するため、少年は次の4つの異なるグループに基づき分類されています。

  1. 非使用者と使用頻度の低い使用者
  2. 使用を中止した者
  3. よく使用した者
  4. 比較的使用頻度の高い使用者

異なるサブグループの男児は、皮質下または皮質領域の脳構造に差がなかった」と研究者らは分析の中で述べています。

さらに181人のサブセットがあり、30〜36歳の間の成人期に構造的神経画像検査を受けました。次に、そのサブセットをテストして、成人の脳構造の違いを特定しています。

結論

結論として、研究者らは次のように述べています。

「大麻使用は、成人期における脳の構造的な違いとは関連がない。青年期に最も頻度高く大麻使用をした少年でさえ、成人期に皮質下の脳の容積と皮質の脳の容積と厚さを示しており、青年期を通して大麻使用をしなかった少年と同様であった」

アリゾナ州立大学の物質使用・健康・行動研究所(Substance Use, Health and Behavior Lab)の所長であるマデリン・マイヤー氏が主導したこの研究は、大麻使用の長期的影響を分析した多数の研究で最新のものにすぎません。合法化がアメリカや世界中へ広まるにつれ、長年欠けていた大麻使用に関する健全で学術的な研究の必要性が高まっています。

今年4月、大麻投資家のチャールズ・R・ブロデリック氏は、この研究不足に対応するためカンナビノイドの科学研究を支援する目的でハーバード大学とマサチューセッツ工科大学へ900万ドルを寄付しました。

これは、大麻の研究を促進するためとしては、これまでで最大の資金援助でした。ブロデリック氏によると、寄付は「大麻科学に存在する研究の空白を埋めたい」という欲求から生まれたといいます。

先月のある研究では、大麻を使うと不安になる人もいれば、喜びや陶酔を経験する人もいることが明らかになりました。

参照:hightimes


カテゴリー:学び

KSUK

HipHopが好きなことから大麻に興味を持つ。医療用途での研究結果から、さらに大麻へ深い関心を持つ。そんな23歳が運営しています。