大麻薬局向けの小売管理ソフトウェア「Flowhub」が約25億円を調達

投資/経済 By KSUK
Flowhub

医療用および娯楽用の大麻を合法化しようとする動きに並行し、アメリカでは調剤薬局が繁盛する中、特殊な大麻小売業界に対応するツールの需要は増え続けています。

こうしたニーズに応えるべく、大麻の小売管理ソフトウェアベンダー『Flowhub』は、2300万ドル(約25億円)をE.ventures、Evolv Ventures(クラフト・ハインツが支援するベンチャー・キャピタル)、Poseidonなどから調達しました。

Flowhub

Grand View Researchの推計によると、合法大麻市場は今後5年間で660億ドルを超えると予想されており、規制の厳しい業界に参入しようとする起業家たちは、Flowhubの管理サービスを必要とするでしょう。

Flowhub

最高経営責任者のKyle Sherman(カイル・シャーマン)氏によると、同社のソフトウェアはコンプライアンスの問題に対処するだけでなく、店舗内での購入を容易にするためにDutchie(ピックアップサービス)のような企業と統合したり、LeafBuyerLeaflyと統合し潜在的な小売業者へさらに多くの情報を提供したりするそうです。

Flowhub

また、Flowhubはソフトウェアをアップデートし、モバイルの在庫管理システム、iPad等のタブレットで動作するPOS機能(レジアプリ)を追加しています。

シャーマン氏は、プレスリリースで以下のように述べています。

「私たちが現在提供しているのは、大麻の禁止に終止符を打つことであり、Flowhubはこの運動の最前線にいる。Flowhubの小売プラットフォームで完結する合法的な取引は前向きな一歩であり、我々は顧客の大麻ビジネスが繁栄できるよう支援することにコミットしている。今回の資金調達投資により、大麻のサプライチェーン、小売、報告プロセスの自動化を継続し、小売事業を形作るだけでなく、汚名返上の未来を推進するテクノロジーソリューションを市場に提供していく予定だ」

Kyle Sherman
Flowhub

Poseidonのマネジング・ディレクターであるEmily Paxhia(エミリー・パクシア)氏のような投資家にとって、規制された大麻業界でコンプライアンスの自動化を促す企業へ投資する機会は見逃せない誘惑にかられたそうです。

Paxhia氏は次のように述べています。

「コンプライアンスと規制の観点から大麻業界は独特の業界であり、Flowhubは綿密で戦略的なアプローチをとっている主要な大麻テクノロジー企業の1つである。私たちのファンドは、Flowhubのテクノロジーとミッションの可能性を早くから認識しており、将来より良い大麻小売体験を届けるため、支援しできることに興奮している」

Emily Paxhia


カテゴリー:投資/経済
タグ:E.ventures,Evolv Ventures,Flowhub,Poseidon

KSUK

HipHopが好きなことから大麻に興味を持つ。医療用途での研究結果から、さらに大麻へ深い関心を持つ。そんな23歳が運営しています。