ハーバード大学とMITが大麻研究促進に約100億円の助成金を寄付

ニュース By KSUK

ハーバード大学MIT(マサチューセッツ工科大学)の卒業生が、両大学での大麻研究を促進するために寄付をしました。

火曜日の発表で、チャールズ・R・ブロデリック氏は大麻が脳と行動に及ぼす影響の研究を支援するため、900万ドルを寄付すると述べています。

学校側によると、「カンナビノイドの科学に関する独立した研究を支援するためこれまでで最大の寄付をした」といいます。

ブロデリック氏によると、寄付は「大麻の科学に存在する研究の空白を埋めたい」という欲求から生まれたようです。

ブロデリック氏は声明の中で、「私は大麻をめぐる会話が曖昧であると感じているが、部分的に医学界だけでなく一般の人々にも事実を提供するべきであるということを意味する」と述べています。

「世界の株式資本市場における量的機会に焦点を当てたファミリーオフィス」を自称するUji Capital社の創立者であるブロデリック氏は、大麻産業の先駆的な投資家として頭角を現しました。彼は早くからカナダの大麻市場に参入し、TweedAphriaの株式を取得しています。ほか、ブロデリック氏は2017年にDOJAと合併してHikuを設立した大麻企業のTokyo Smokeにも別途投資し、これは1年後にCanopy Growth Corp.に買収されました。

大麻は、カナダや2016年に娯楽用大麻を合法化としたハーバード大学とMITがあるマサチューセッツ州、カリフォルニア州など、多くの州や都市で合法となっていますが、信頼できる調査が不足しており、大麻の汚名を完全に晴らすことはできません。米国連邦政府は、大麻を医療的価値のない危険ドラッグと見なし、継続的な敵意によって研究努力を妨げてきました。

National Academies of Sciences Engineering Medicine(米国科学アカデミー)が2017年に発表した報告書は、公的機関、慈善団体、民間企業などに対し、資金提供と「全米の大麻研究計画のためにエビデンスベースの主要なギャップに対処する」支援を通じ、「大麻使用の短期および長期的な健康への影響に関する包括的な証拠を開発する(有益な効果と有害な効果の両方)」ように求めています。

ブロデリック氏の寄付は上述の精神で行われており、すべての人が同じ情報を基にすることが重要だと述べました。

MITが行った450万ドルの寄付(寄付の半分)は、3年間で4人の科学者を支援するもので、そのうち2人は別々に大麻と統合失調症の関係を調べるといいます。研究者の一人であるJohn Gabrieli氏は、統合失調症の成人に対する大麻の価値について調査し、「最終的な目標は脳の健康と幸福を改善することである」と述べています。

Gabrieli氏はBoston Globeに対し、大麻の研究費を得るのは信じられないほど難しいとし、「ごく最近まで各地で違法とされてきたため、慈善事業の後押しがなければ問題をすべて解決するには何年もかかるだろう」と語りました。

ハーバード大学では、寄付した450万ドルをもとに、Charles R. Broderick Phytocannabinoid Research Initiative(チャールズ・R・ブロデリック・カンナビノイド研究イニシアチブ)が発足します。このイニシアチブでは、脳機能や様々な器官系および全体的な健康に対するカンナビノイドの効果について基本的な洞察を生み出すために、ハーバード大学医学部全体の基礎やトランスレーショナルおよび臨床研究に資金を提供するとされています。

このような研究は、ハーバード大学のブルース・ビーン教授とウェード・レゲール教授が率いる神経生物学科で行われる予定です。

レゲール教授は、声明で以下のように述べています。

「ブロデリック氏のビジョンによって可能になった研究努力は、カンナビノイドと脳や様々な器官系への影響で、最も混乱を招く謎のいくつかを解明するための下地を作った」

参照:hightimes


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KSUK

HipHopが好きなことから大麻に興味を持つ。医療用途での研究結果から、さらに大麻へ深い関心を持つ。そんな23歳が運営しています。