ADHD症状がCBDに出会い救われたストーリー

学び By KSUK

Tyler Hurstという人物は大学に友人がいません。注意欠陥・多動性障害(ADHD)は、Hurstを衝動的にし、過度に刺激を与え、そして人と会話する能力に影響を及ぼしていました。

私はいつも会話の外におり、同調することができませんでした。私の考えは他の人とは異なっていたので、皆私と話すと困惑しているようでした。つまり、私は一般的な人々と接することに問題を抱えていたのです」とHurstは説明します。

以前、HurstはADHDではなく双極性障害と診断されていました。リチウムやプロザックといった人気の抗うつ薬を与えられていましたが、Hurstの症状は改善しませんでした。彼が大学を卒業して新しい精神科医に行ったところ、双極性障害ではなく注意意識に問題があることを知り、ADHDのためにRitalinを服用し始めました。



伝統的なADHDへの対処

興奮剤を服用する前に、HurstはADHDについて「脳に霧がある」ような状態であると述べています。彼は作家であり、自身の価値の多くは新しいアイデアと作品を生み出すことが中心となっています。しかし、アイデアはいつも「あいまいなバージョン」しか浮かばなかったとし、興奮剤の効果が現れるまでイライラしていたとHurstは説明します。「私がADHD薬を服用したあとは、頭がスッキリしてアイディアは非常に良くなりました」とHurstは言います。

ADHDの専門家であり、NY Timesの人気ライターであるEdward Hallowell博士は、「興奮剤の投与が”ADHDに最適”である」と述べており、これは医師の間では一般的な意見です。事実、2011年には米国だけで5000万件の興奮剤が処方されました。

Hallowell博士はまた、Herbに対して「ADHDを持つ人々は様々な方法で症状を抑えるために奮闘している。刑務所には、診断未確定のADHDを持つ人々がたくさんいる」と言います。ADHDを持つ人々は、衝動的で無謀、そして中毒性の行動と戦っている、とHallowell博士は説明。「最悪の場合、ADHDを持っていることは生き地獄にもなってしまう」と述べました。

成人が持つADHDの症状は、人間の関係性や仕事をこなす能力にも影響を与える可能性があります。これは、Hurstが興奮剤の投与をやめたいと感じたときに問題となりました。

副作用

メチルフェニデートであるRitalinやアンフェタミンであるAdderallのような興奮剤は、ADHDを持つ人々の症状を「緩和」し集中力を強化するのを補助します。しかし、興奮剤にはたくさんの副作用があります。Hallowell博士は、最も一般的な副作用は食欲減退であると言います。頭痛や震え、不眠症などと同様に心拍数と血圧の上昇も起こります。これらの症状は、もちろんすべて単に薬を止めることで管理できます。

しかしHurstの場合、RitalinとAdderallは多くの不安症状を引き起こし、より深刻な影響を与えました。薬を服用している間、睡眠はなかなか取れませんでした。Adderallは午後5時ごろに服用しますが、Hurstは一日を通してカフェイン入りの飲み物を消費しているような感覚になっていたといいます。そのため、Hurstは睡眠を取るためにタイレノールPMのような睡眠補助薬を飲んだり、激しい運動を行い無理に疲労を作り出さなければならなかったのです。それでもHurstは自然な眠りにつくことができず、完璧な一晩の休息を取ることはめったにありませんでした。つまり、興奮剤は彼の不安定な気分や行動を助けていないということです。

ADHD薬が効かない

HurstはAdderallの服用を中止したいと考えており、Stratteraのような興奮剤以外の薬剤の選択を試みました。しかし、そのような薬剤はさらに気分を憂鬱にさせ、Hurstはしばしば自殺について考えるようになってしまったといいます。

結局、HurstはAdderallとLexapro(抗鬱剤)の組み合わせを処方されました。しかし、興奮剤を6年間処方し続けた結果としてひどい副作用を示すようになったので服用を中止しました。Lexaproと大量のカフェインを毎日服用するようになると、彼の仕事と人間関係は損なわれるようになりました。Hurstは、衝動的となり人との距離が近く、イライラしていたと言います。

ADHDは、精神状態を安定させるのを邪魔するため、Hurstはデスクに座って会議へ出るのに苦労し、電話を取り逃し、周りの人たちにストレスをかけていました。結果としてADHDの薬から離れ、Hurstは2年間安定した雇用がありませんでした。Hurstには、何か異なる処方が必要となっていたのです。

大麻服用を試みる

Hurstは、ADHDを適切に治療するために戦っている最中のある日、夕方にレクリエーション的に大麻を吸い始めました。このとき、大麻は彼の気分を良くさせ身体的にも精神的にも不安を和らげたようです。また同時に、大麻を使用すると大量の作業を終えることができることに気づきました。なんと、3時間で9時間分の仕事を終えることができたといいます。

Hurstはこの頃オレゴン州ポートランドに引っ越し、さまざまな大麻製品の使用を試みるため医療大麻の患者になりました。ADHDに対処するため日中大麻を使用し始めましたが、THCが多く含まれる製品は集中力を妨げるので生産的な生活には向かないことが分かりました。

CBDオイルでの処方

HurstがCBD製品で実験を始めたとき、駒が進み始めたような感覚になったようです。Hurstは、「CBDを摂取していたとき、普段よりも穏やかで落ち着いているなと感じることができました」と述べています。

HurstはCBDが心と体を落ち着かせると説明します。

「CBDがしたことは、肉体的・精神的疲労を取り除くことでした。また、CBDは気分を『ハイ』にするなど狂わせることはないのです」

またHurstは、ADHDが引き起こす興奮状態を無効にする方法を見つけることは本当に難しいとして、「CBDによって世界と心にうまく対処できるようになりました。もう心配する必要はありません。本質的、刺激を身体に入れることなく対処する方法は本当に役立ちました」と語ります。

ADHDのためのCBD

数ヶ月間CBD製品を摂取したHurstは、Lexaproの服用を中止し大麻製品での処方へ完全に移行します。彼はさまざまな医療用大麻製品を使用していて、特にTHCに対してCBDが約5:1または6:1のオイルが好きだったと言います。

ADHDに対処する方法として、CBDを中心とした大麻製品を使用している人はHurstだけではありません。2017の研究では、多動や衝動を抑える効果が大麻エキスにあること、不注意、認知能力、および情緒不安定性の改善を「示唆」すると結論付けられています。

ADHDは、カンナビノイドの使用から認知の増強および症状の軽減を得る個体のサブグループを表し得る

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28576350

大麻の分野でも有数の医学研究者であり本「Cannabis Medicine:Cannabinoid Medicineの実践手引き」の著者であるDavid Bearman博士は、内在性カンナビノイドシステムが「神経伝達の速度を調整することによってADHDの人々を助ける」とHerbに話しています。基本的に、大麻は結合部位からドーパミンを「排除」しカンナビノイドに置き換えるので、動きの遅い神経インパルスが発生します。Bearman博士は、「基本的に、カンナビノイドは概念やアイデアを司る前頭葉において他の神経系との競合が少ないことを意味する」と述べています。

ADHDのためのCBD投与量

約1年前、Hurstは信頼できる麻由来のCBDオイルを見つけました、そして、それ以来彼の主要なADHD薬となっています。Hurstは、1日に2〜3回、朝、午後、夜に5〜10mgのCBDを服用します。重要なこととして、「低THCが重要」とHurstは言います。

Bearman博士は、THCをADHD患者の生活に組み込むことが、CBD単体で摂取するよりも効果的であるとしており、2.5〜5 mgのTHCと2.5〜5 mgのCBDを1日2〜3回服用することを提案しています。「必要に応じてCBDの量を2倍にすること良い」と付け加え、「万能な割合」はありませんが、CBD:THC=1:1が始めるのに適切だとしています。

ADHDはCBDで改善するか

HurstがADHDに効くものを発見したことで、最近The Burning Bushという大麻関連の話題を中心としたポッドキャストを主催しています。また、認定ヨガインストラクターにもなりました。Hurstの目標は今、ADHDを持つ人々がトラウマを乗り越え、自分たちの生活を取り戻すことを手助けすることだといいます。

Hurstは、「彼らに何が悪いのか実際に人々に教えることはできないので、彼らにそれを解決するためのリソースを与えることしかできません」と最後に述べています。

ADHDに対処する方法の選択肢へCBDを加えることに対し、あなたはどう思われますか?

参照:herb


カテゴリー:学び
タグ:ADHD,CBD,THC,大麻

KSUK

HipHopが好きなことから大麻に興味を持つ。医療用途での研究結果から、さらに大麻へ深い関心を持つ。そんな23歳が運営しています。