大麻はパーキンソン病に効く?

学び By KSUK

毎年、20万人以上のアメリカ人がパーキンソン病と診断されています。これは、こわばりや震えを引き起こし、人の話す能力と歩く能力の両方に影響を与える神経障害です。

具体的には、 パーキンソン病は脳内のドーパミンニューロンの変性です。現状、誰もその原因は分かっておらず(遺伝的や環境的な要因であるという説はある)、症状を緩和する手段しか持たない消耗性疾患です。

これは慢性疾患ですが、医療用大麻はアルツハイマー病を含む他の神経疾患を治療する可能性があるという報告が出ているため、「大麻はパーキンソン病にどのように作用するか」は注目のテーマとなっています。

2019年となった今でも、アメリカ政府の政策によって大麻が持つ治療効果をすべて研究するのは非常に困難なままです(日本は更に厳しい)。

現在、パーキンソン病患者の80%が症状を和らげるために大麻の使用を試みていると報告されており(一部の州の医療用マリファナ法による公認を含む)、これはパーキンソン病基金が注目を集めるのに十分な関心があることを意味します。

コロラド州デンバーを拠点とするWestwordが報じたように 、パーキンソン研究財団は3月6〜7日にかけて初めてとなる医療用大麻カンファレンスを開催します。

ある意味、これは非常に古い質問に対して新しい答えを探すのと同じことのように思えます。大麻研究者のEthan Russoが最近の文献レビューで指摘したように、1888年という約130年前に研究者らは大麻を使用したパーキンソン病治療に優位な可能性がのある、という利点を観察しています。

コロラド大学病院医学部の准教授であり、同イベントの共同議長を務めるBenzi Kluger博士は次のように述べています。

「医療用大麻に関する既存のデータを分析し、将来の研究のために優先順位を設定することが非常に重要だ」

2014年、Clinical Neuropharmacology誌に発表された研究結果によると、パーキンソン病患者22人は大麻喫煙後に「睡眠と疼痛スコアの有意な改善」を報告しました。さらに注目すべき点として、研究者らは「薬の著しい有害作用が観察された」としていることであり、結果を検証するためさらに大規模な研究が求められました。

しかし、この研究が行われたのは2011〜2012年にかけてであり、一般大衆(多くの大麻ユーザーでさえ)がカンナビノイドの内容やテルペンについて流暢に話せるようになるのは比較的最近のことです。

さらに遡ると、2004年の研究ではTHC:CBD経口抽出物を試している17人の患者に「有意な利益はない」ことが分かりました。他2つの他の研究では、CBDが精神病を持つ5人のパーキンソン病患者と一般的な症状を持つ21人以上の患者を助けたことを発見しています。

おそらく最近行われた最大の研究は、患者が経口大麻を摂取したチェコ共和国での339人の研究かもしれません。ここでの最良な結果は、「『3ヶ月以上』治療を受けた患者にあった」とりました、Ethan Russo博士はレビューで書きました。

現在取られているパーキンソン病の治療法は、ジスキネジアを含む有害な副作用があることを覚えておきましょう。

ジスキネジアまたはジスキネジー(英: dyskinesia、独: dyskinesie)は、神経学的症候のひとつであり、不随意運動の一種である。もともとは運動障害、運動異常という意味で、異なる疾患にあらわれる症候であり、その原因によって区別されている。

Wikipedia

大麻での治療を含む多くの医学的な質問と同様に、パーキンソン病についてはさらに研究がなされるべきです。本記事で最も重要である点は、パーキンソン病患者が自分で大麻を試しているという事実です。

研究で優位な効果が認められた薬は、法律できちんと規制されるのを長く待っています。

参照:cannabisnow


カテゴリー:学び
タグ:CBD,THC,パーキンソン病

KSUK

HipHopが好きなことから大麻に興味を持つ。医療用途での研究結果から、さらに大麻へ深い関心を持つ。そんな23歳が運営しています。