大麻ETF(ティッカー:THCX)が投資家のリスクを分散化させる

投資/経済
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合法大麻市場の経済規模は2025年までに660億ドル(約6.9兆円)を超えると予想されており、多くの投資家はこの新しい分野を活用したいと考えています。

しかし、この爆発的な成長には多くの不安定さと潜在的に投資家を怖がらせている要因である、規制と向き合う大麻業界のリスクが伴います。このようなリスクの管理と軽減を支援するため、いくつかの上場投資信託(ETF)が設立され、投資の多様化が図られています。

投資会社「Innovation Shares」のマネージングディレクターであるMatt Markiewicz氏は、同社の新しい大麻ETF(THCX)は、どのレベルの投資家にとっても大麻産業への入り口となり得るとしています。

Innovation Sharesが大麻投資のための上場投資信託(ETF)を提供
金融会社のInnovation Sharesは先月初め、大麻産業へ投資するための新しい上場投資信託(ETF)であるCannabis ETFを立ち上げたと発表しました。パッシブ運用のETFは現在すでに投資家へ提供されており、ティッカーシンボ...

同氏はインタビューで、次のように述べています。

「ETFの魅力は、世界で最も民主化された投資手段であることだ。例えば、私の祖母は5株分だけ買うことができるし、あなたは1回の取引で1500万〜2000万ドル(約21億円)を買うこともできる。つまり、「誰でも取引できるか?」ということに幅をもたせることが可能だ。私たちは、大麻に触れたい投資家にアピールしたいと考えている」

日本では、大麻産業でビジネスを行う事業者に焦点を当てたCannabistock.jpというサイトがあるので、訪れてみてはいかがでしょうか。

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ボラティリティとリスクの管理

潜在的な投資家の多くは、大麻産業がどれだけ変化に富んだものであるかを理解していないため、投資機会に懐疑的だと同氏は付け加えています。

「投資家、特にファイナンシャル・アドバイザーへ大麻の投資事例を説明する際の課題の1つに、大麻事業が単に大麻を栽培・販売するだけではないことを伝えることだ」とMarkiewicz氏は言います。

この業界には、必ずしも小売業とは関係のないビジネスが他にもたくさんある

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栽培と小売は、大麻サプライチェーンの一部にすぎません。その間には、抽出作業や研究テストなど、製品に価値を付加する企業が存在するからです。包装業者や肥料メーカーなどの関連会社は、工場へ手をつけずに販売を増やしています。一部の製薬会社でさえ、カンナビノイド(CBD)の治療価値を利用したFDA承認薬の製造を目指しており、この分野に参入しているのです。

時価総額が1億ドル以上の企業は、パッシブ運用の大麻ETFの基盤であるイノベーション・ラボ・カンナビス・インデックス(Innovation Labs Cannabis Index)に組み入れられる可能性があり、大麻業界内の様々なサブテーマへも投資することでポートフォリオの多様化を図りつつ、業界のあらゆる側面の成長を教授することができます。

「大麻のエコシステムに関わる幅広い企業との接触がTHCXで達成しようとしていることだ。つまり、規模や流動性の観点だけでなく、多様性の観点からも投資家が安心できるポートフォリオを構築しているということである」とMarkiewicz氏は説明します。

パッシブ運用とアクティブ運用の比較

Innovation Shares社は、毎月リバランスの際にインデックスを追跡することで、大麻ETFを受動的に管理することを決定しました。これにより、積極的な運用担当者が大麻業界に固有の不安定さに過剰反応する誘惑を取り除くことができます。

Markiewicz氏は、以下のように述べています。

「意思決定プロセスから人間の感情的偏見を取り除くことを達成したい。THCXは、非常に不安定なセクターへアクセスするためのより効率的な方法だと考えている。体系的なルールに基づいたリバランスのアプローチにより、大麻への投資につきものの不安定さを排除したい投資家に良いサービスを提供できる」

これまで、アクティブ運用ファンドはインデックス運用ファンドよりも優れた投資であることが証明されていない、と同氏は付け加えます。

「長期的にアクティブな運用が優れたパフォーマンスを生み出すことは証明されておらず、多くの場合アクティブな管理戦略には高い経費がかかる。したがって、パフォーマンスが低いだけでなくコストも高くなっている

Markiewicz氏は、規制の騒ぎを信じず大麻業界の株価が下落すると思っている投資家でさえ、ファンドのショートポジション(空売り)を取ることで大麻ETFから利益を得る機会があると指摘しています。

「大麻についての見解を持っているとする。その時点で、この分野には価値があると思うなら買えば良いし、この分野が過大評価されていると思っているならETFを空売りすることもできる。長い目で見ても短い目で見ても、大麻に対する見方を表すのに、非常に効率的な資本市場へアクセスするツールだ」

ニューヨーク証券取引所グループ参加のNYSEアーカ取引所で取引されているTHCXは、同日午前、前日終値より5%以上下落した22.36ドルで取引されています(執筆時)。

参照:hightimes

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